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本物づくり-海外での緑化活動

2014年度㈱和漢薬研究所植栽地の看板
2014年度㈱和漢薬研究所植栽地の看板

SDGsに貢献

2010年から2015年迄の5年間の最新の統計では、世界の森林資源が毎年331万ヘクタール消失しているとのことです。また、農地開発や鉱山開発の為の大規模な伐採が行われた結果、土壌の酸性化の進行等で植生回復が困難な荒廃地が広範に出現しています。地球温暖化や都市・生活型公害、廃棄物の増大など、通常の事業活動や日常生活に起因する環境問題が注目されて久しい時代です。「自然薬グループ」は「法人の森林」、「長寿の森林募金」というかたちで社会貢献を行っておりますが、(公財)国際緑化推進センター(通称JIFPRO)の活動へも協賛し、東南アジアでの植林援助、熱帯林造成基金に協力しています。

チャウカンコミュニティフォレスト プロジェクトの概要2013年4月~2016年3月】

ミャンマー連邦共和国の要請により、同国中部の乾燥地帯「マンダレー管区ニャンウー地区での住民の生活向上・環境改善」を目的としたプロジェクトが実施されました。プロジェクト前は、地域住民だけで森林を造成しようにも乾燥地である為初期費用が高く、始められない状態にありました。プロジェクトが始まると、植栽や灌水が行なわれる労働に対して賃金が支払われます。主に農業や牧畜で生計を賄う地域住民にとって賃金は貴重な収入源となり、対象村の多くの村人がプロジェクトに参加しています。そしてプロジェクト終了後、植栽地は参加した地域住民に配分され、各自で管理・販売することができるようになります。現在、地域住民は熱心に長期的管理計画に従って植林地を管理していて森林は良好に生育しています。植栽木が燃材や材木、農業用資材として利用されるようになれば地域住民の生計や社会経済環境が改善されることが期待されます。森林管理事務所のスタッフによる環境教育の成果もあり、住民からは森林の役割・重要性を意識し始めているとのことです。

住民の為の研修(座学)の様子
住民の為の研修(座学)の様子
永命
永命

純国産タモギタケ

永命

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