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新型コロナワクチンを受ける前に準備しておくこと

高齢者へのワクチン接種がようやく開始されました。政府の発表によると2021年9月頃には対象となる国民全員が接種可能となるそうで、1日も早く以前の平穏な日々に戻ることを切に願うばかりです。ところで、ワクチン接種については、強く望む声がある一方で、「受けたくない」、「受けるのを迷っている」という声も意外に多いように感じます。
ワクチンを受けておけば発症の予防、そして、重症化を防ぐことができるのが安心ですよね。実際にワクチン接種が普及した国々では、以前の平穏な生活を取り戻しつつある様子がニュースなどで報道されています。
ここでは、ワクチンを受ける前の準備について、一緒に考えてみましょう

ワクチン接種と免疫応答

ワクチンを接種すると、どのようなことが起こるのでしょう?

「抗体※が出来る!」ですよね。

抗体とは、敵と戦うための武器です。通常、ウイルスなどに感染すると、抗体が作られます。しかし、作られるのに日数がかかります。抗体ができた頃にはウイルスが体内で爆発的に増殖してしまうので重症化してしまいます。ワクチンを接種しておくことで、抗体を作る準備が整えられるので、感染初期で直ぐに抗体を使うことができます。

※「抗体」とは、ミサイル攻撃で使用する「ミサイル」とイメージしてください。ただし免疫合戦で使用するミサイルは特殊で、ミサイルの形状は敵の形状の一部と鍵とかぎ穴のようにぴったり合わないと効果は得られず、敵を無毒化して撃退することはできません。

抗体ができるまで

ワクチンには新型コロナウイルスの遺伝子情報が入っています。免疫細胞はこれを利用して抗体を作り、そして情報を記憶しておきます。とは言え、抗体ができる順番は、「ワクチンを接種する➡抗体」ではありません。

抗体を産生する細胞は「B細胞」と呼ばれ、「獲得免疫」のメンバーです。獲得免疫は強敵と戦うための免疫システムで、これが活性化する前には「自然免疫」を活性化する必要があります。つまり、ワクチン接種の場合でも、まずは「自然免疫」、次に「獲得免疫」という活性化の順番があり、そして、ついに抗体ができるのです。

ワクチン接種の前に準備しておくこと

自然免疫を活性化しておくことがワクチン接種で大切だと理解していただけたと思います。もうひとつ付け加えると、自然免疫から獲得免疫へ敵情報をスムーズに伝えることも大切です。このためには「良い血流」と「リンパの良い流れ」が必要です(このHP内の記事「コロナに対抗!免疫力アップの秘訣は・・・?~ヘルパーT細胞と抗原提示細胞の話~」をご参照ください)。

三密の回避や手洗いなどの予防の実践だけでなく、免疫を高めておくことを常に念頭に置きましょう。免疫細胞も体の細胞です。つまり体の調子を整えておくことは、免疫細胞の調子を整えておくことにつながります。規則正しい生活、良い睡眠、ストレスを抱えない、バランスの取れた食生活などを心がけましょう。また、免疫調整物質は筋肉や骨からたくさん作られますので、適度な運動もしましょう。
また、疲れを溜めないことはとくに大切です。

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