松ちゃんと製造部K班長ー液面検査機編②ー
今日は前回の取材の続きですね。前回は液面検査機の初代えっちゃんとお別れすることになって新しい子を探すというところで終わりましたね。
新しい子を探すのは本当に苦労したよ。なにせ情報が少ない。カタログを見ても実物を見ないとサイズ感など、わからないことも多い、それにもっとコスパに優れたいい子がいるのではないか、という事も頭をよぎるんだ。だから自分の目で確認するために展示会なんかにも足を運んだよ。
現場、現物、現実の三現主義ですね。
お、さすが松ちゃん、ここで三現主義を持ち出すとはさすがジャーナリストだねぇ。
えへへへ。
それで、結局条件を満たす子は見つかったんですか？
見つかった！色々調べて検討を重ねた結果この業界では有名なK社の液面検査機の最上位モデルの子が最適と判断して決定したよ。
どのあたりがコスパに優れていたんですか？
前回お話ししたように今まで行っていた内容量の検査の精度は落とさずに、それ以外のプラスアルファの部分のお仕事を任せられるかが重要なポイントになってくるんだ。そして決定した新しい子は正にその要望に応えてくれたんだ。
具体的にはどんなプラスアルファが？
従来の内容量検査はもちろん、キャップがちゃんと巻しめられているか、キャップが締め過ぎによって白化していないか、傷はついていないか、キャップスカートの切れ目の検査、これらが一度にできるようになったんだ。従来内容量検査以外のこれらのチェックは目視で行っていたから一気に効率化が進んだよ。
それはすごいですね。
全部機械でチェックが終わるんですか？
いや、最終的には人の目を通したダブルチェックを採用しているよ。二重にチェックして包装工程で不良品が混入しないように監視しているんだ。
うーん、不良品を出さないという強い意志を感じる…。
製造工程に関わる者としては当然の姿勢だよ。もっと精度を上げるために今も鋭意工夫中だよ。
そんな姿勢が今回の「えっちゃんmark-Ⅱ」の採用につながったんですね。
そう。業者にお任せするのは簡単だけど、自分たちで情報を取りに行って、自分の目で確認することが大切だと感じたよ。自分たちでしっかり現場のことを考えて「より効率的に、より早く、より正確に」を実現させていくことが結果的に商品を待っているお客様に安定して商品をお届けできることにつながるんだ。
製造現場って実は毎日が戦いなんですね
そうだね。僕たちの製造が滞ることはそのままお客様に商品をお届けできないという事に直結するからね。そういう意味では戦いの最前線ともいえるね。でもその最前線には「えっちゃん」をはじめとする多くの子が頑張っているんだ。その頑張りを間近で見られるのも製造現場の特権さ。
（そう思っているのはK班長だけでは…）
や、やっぱり最前列で応援できるのは良いですね！
分かってくれるかい！松ちゃん！そうなんだよ！えっちゃんはね、その働きはもちろんの事そのビジュアルまでがまさに完璧でパーフェクトな存在なんだ！まだ松ちゃんにはえっちゃんを見せてなかったね。見たいでしょ？ねぇ？ねぇ？
（変なスイッチ入っちゃったよぉ）
ぜ、ぜひ！お願いします！
しょーがないなぁ。松ちゃんには特別だよ。
な、なんか悔しい…
ジャーン！この子がえっちゃんmark-Ⅱです！
ぎ、銀色の箱？
美しいでしょう？この美しいボディの中に最新の機材と機能がこれでもかと詰め込まれているんだよ。コスパ、美しさ、機能全てを兼ね備えているんだ。
コスパと機能は分かりますが…
松ちゃんも毎日この子と仕事をしていればその良さが分かるようになるよ。どうだい？しばらく生産管理課で働いてみないかい？一緒にえっちゃんのすばらしさを最前列で応援しようじゃないか！いまならえっちゃんを磨くことだってできるよ！
そ、そうしたいのはやまやまですが、残念ながらこのえっちゃんのすばらしさを多くの人に伝える記事を書かなければならないので今日のところはちょっと…。
そうか！それは残念だけど、多くの人にえっちゃんを知ってもらえるのは嬉しいな！ぜひ記事になったら教えてね！
はい！もちろんです！
また遊びにおいでよ。次はまた別の子を紹介するよ！
は、はい！（まだまだ続きそうだこりゃ…）
つぎは誰にしようかな～♪
部長さんに勝るとも劣らない個性的な人だったけど、仕事に対する熱意は部長さんと同じなんだなぁ。松寿仙はたくさんの人に見守られながら製造されているんだなぁ。 僕も取材頑張ろう！
