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免疫アップの秘訣は血流アップ

私の週末の楽しみは、山歩きをしながら自然の中で過ごす時間です。昔から軽い風邪くらいであれば気にせずに山に出かけていました。山中を歩いているうちに、体調が回復することを体験的に知っていたからです。山歩きをすると血液循環が良くなります。このことがどうやら免疫アップと関係しているようです。

免疫とは病原体を排除する仕組みのことです。自然免疫と獲得免疫があります。自然免疫はマクロファージや好中球などの貪食細胞と呼ばれる細胞が、侵入してきた病原体や体内のゴミとなった老廃物を食べながら掃除をして病気にならないようにします。一方、獲得免疫は、自然免疫で排除できなかった強力な病原体を排除する仕組みで、抗体を産生したり、感染した細胞を死滅させたりします。このあたりは、最近テレビなどで見かけることが多くなりましたね。

では、なぜ、私が山歩きをすると風邪が治るのか、つまり、血液循環が良くなると免疫がアップするのか・・・でしたよね。

自然免疫と獲得免疫の仲介役となるのが「抗原提示細胞」という細胞です。抗原提示細胞は免疫細胞が病原体と戦っている様子を傍観しながら、自然免疫チームの力だけでは病原体を排除できないと判断すると、獲得免疫チームに病原体の情報を知らせます。このとき、抗原提示細胞は病原体を貪食して分解した一部分を情報として利用します。

一方、情報を受け取るのはヘルパーT細胞です。ヘルパーT細胞は獲得免疫チームで司令官の役目をしている細胞です。情報を受け取るための受け皿を持っています。ヘルパーT細胞の受け皿に病原体の情報が渡されると獲得免疫が始動します。

さて、問題はこの病原体の情報と受け皿です。

病原体の情報は病原体ごとに違っていて、情報の形も違っています。受け皿の種類は1000億種類もあるそうで、どんな病原体が侵入してきてもピッタリと合う受け皿は必ずあるだろうといわれています。ご安心ください。

でも、困ったことは、受け皿の種類は無数でも、同じ形をした受け皿を持ったヘルパーT細胞の数がとても少ないということです。その数なんと100個!

では、どのようなことが起きるのでしょう?

抗原提示細胞は病原体の情報を持ったまま、ピッタリ合う受け皿を持ったヘルパーT細胞を探し回るのです。ただひたすら、ひたすら体中を駆け巡るのです。目的とする抗原提示細胞とヘルパーT細胞の出合える確率は100万分の1!

出合いの確率

出合いの確率は1/100万 巡り合うには、血流アップが必要

もう皆さん、お分かりですよね。100万分の1の確率しかないならば、出合う回数を増やすしかありません。免疫細胞は体中を移動するのに、血液やリンパ液に乗って移動します。血液やリンパの流れが良い方が、免疫細胞が出合う確率が高まるということになります。

私の山歩きの話は、体を動かすことで血流が良くなり、免疫細胞が出合いやすくなり、免疫応答が起こりやすくなったということになるのだと思います。

免疫をアップさせるためには、血流やリンパの流れアップしましょう‼

参考:審良静夫著「新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで」講談社ブルーバックス、宮坂昌之著「免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ」講談社ブルーバックス

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