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コロナ感染症対策~マスクをつけたがらない人たち~

今やマスクをするということは、「相手への思いやり」というエチケットになりました。しかし、記録的な猛暑の中、汗だくになってマスクをつけて歩くのは辛いですよね。

私の身近にマスクをしないで過ごしている方がいらっしゃいます。その方にマスクをしない理由を質問しました。すると「マスクをすると息苦しいんですよ」というお返事でした。確かに、マスクは口や鼻を覆ってしまうので息苦しさを感じます。そんなときに目にした記事には、『高齢者の方で「マスクをすると息苦しいから」という理由で、マスクをしないで外出される方がいらっしゃるかもしれません。実は、この症状が「呼吸機能が低下している重症化の危険性が高い」事を教えてくれています。このような症状のある方は、感染流行時の外出は控えられた方が得策です。』(久留米大学医学部免疫学講座HP)とありました。

感染予防としてのマスクには賛否両論はあるものの、マスクをするのも息苦しいほどに肺機能が劣っている人は外出もできないということになります。コロナの収束はまだまだ先のようですから、それまで巣ごもりをひたすら続けなければならないとしたら、それも気の毒です。

そこで「呼吸機能が低下しているならば、高めれば良いではないか」と思うわけです。では、どうやったら呼吸機能を高められるのでしょう。

肺は呼吸と共に膨らんだり縮んだりします。しかし、肺自体には肺を動かす筋肉がないため肺が自力で膨らんだり縮んだりできません。そこで、横隔膜や肋骨筋が拡張や収縮をすることで呼吸運動が行われます。呼吸に関わる筋肉は20種類ほどあります。これらの筋肉を鍛えるには、ヨガやラジオ体操がよいです。また、ロウソクを吹くように口をすぼめて呼吸する「口すぼめ呼吸」もお勧めです。

最後に、血流をよくすることをお勧めします。理由は、肺の構造にあります。肺の内部は気管支が細かく枝分かれし、末端はブドウの房のような構造になっていて、ここでガス交換が行われます。この球状の袋の部分を肺胞といいます。肺胞の壁はとても薄く、周囲は毛細血管が編み込んだ籠のようになっています(図参照)。肺胞を囲む毛細血管の血液の流れが良くなれば、ガス交換も上手くいきます。つまり、呼吸機能が高められるということです。毛細血管の血流をよくしてくれるような生薬をお勧めします。

コロナ感染症対策

また、体の疲れは、呼吸機能にも悪い影響を与えてしまいますので、疲れをためないことも大切です。

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