松ちゃんと製造部長 -ササ採取編②-
前回に引き続き松寿仙の原料となるクマザサ採取の現場の取材にやって来た松ちゃん。
2回目のレポートでも緊張気味の様子ですがうまくいくのでしょうか。
今日もよろしくお願いします!
松ちゃんこんにちは。
今日もよろしくね。
あと僕は群馬の福山・・・
(...また言ってる)
今日も頑張ります!
今日はクマザサ葉採取中の現場だね!
そうだね。
今日は全員で大体10人くらいは作業してくれているね。
赤城工場のある群馬県のクマザサ葉は、和漢薬研究所の社員が中心となって採取を行っているんだよ。
人が手摘みしてるんだ。。。。
クマザサ葉採取マシーンみたいな機械では採取できないの?
そういう機械があったらいいんだけどね。
クマザサ葉を傷つけないようにして採取するには人の手が一番確実で正確なんだ。
和漢薬研究所としても効率的なクマザサ葉採取は今後の課題の一つとなっているんだ。
なんでも機械で解決はできないんだね。
そうなんだよ。いいアイデアがあったら教えてね。
ところで松ちゃんはクマザサ葉の実物を見た事あるかな?
え!クマザサ葉ってこんなに大きいの!?
とっても大きいでしょ。
こんなに大きなクマザサ葉を機械で傷つけないように採取するのはとても難しいんだ。
クマザサ葉はあの茶色い袋に入れていくんだね。
そう。あの袋いっぱいにクマザサ葉が入るんだよ。
あの麻袋いっぱいで大体重さは18キログラムにもなるんだよ。
えー!そんなに重いんだ!
クマザサ葉一枚一枚は軽いけれど集まればとっても重くなるんだよ。
足場が悪い中で重い袋を持って採取作業するのはとっても大変なんだよ。
そういえばクマザサ葉は具体的に何を使って採取するの?鎌とかかな・・・・?
ハハハ、確かにそんなイメージがあるかもしれないね。 ハサミを使っているよ。これさ。
立派なハサミ!
切れ味もすごそう。。。
ハサミはお手入れをしていつでもよく切れるようにしているよ。
刃と刃の間に注す潤滑油は口に入れても大丈夫な潤滑剤を使っているんだ。
ええ!そうなの?
最後にはお客様の健康を支える松寿仙になるクマザサ葉だからね。
原料採取の道具にまでこだわっているんだ。
(いつもよくわからないギャグで気づかなかったけど、実はこの人すごい人なんじゃ。。。)
そういえばクマザサ葉の採取の時期は決まっているの?
もちろん決まっているよ。
毎年8月~9月にかけて採取しているね。
どうして8月~9月なの?
採取するときに暑くない季節がいいんじゃないかな。
ハハハ、確かにそうだね。
これにはちゃんと理由があるんだよ。
クマザサ葉は8月から9月にかけて、太陽の光をいっぱい浴びて大きく育つ時期なんだ。それを逃すと寒い冬に備えてクマザサ葉に蓄えられたエネルギーが徐々に使われて減ってしまうんだ。
この最善の時期を逃すわけにはいかないんだよ。
松寿仙には自然の力そのものがいっぱいに詰まっているんだね。
そう!その通り!
松寿仙にはクマザサ葉のエネルギーが欠かせないんだ。
ここも和漢薬研究所としてこだわっているところなんだ。
(グ~)
取材していたらもうこんな時間だ。
何だかお腹がすいてきちゃったな。
働けばお腹も空くよね。
クマザサ葉採取しているみんなもそろそろお昼のお弁当の時間だ。
自然を感じながら食べるお弁当は格別だよ。
みんなのお弁当を見せてもらいに行こうか。
今日はありがとうございました!
こちらこそありがとう。
次回は松の採取現場に取材においで。
また違ったことを学べると思うよ!
はい!
是非お願いします!
あ、最後に言い忘れてたけど僕は群馬の福山・・・
(...また言ってる)
また次の取材でお会いしましょう!