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読書の秋、「脳疲労」の秋!?

読書の秋、「脳疲労」の秋!?

秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」、そして「読書の秋」。

夏が終わり、日が短くなり、夜が長く本に親しむ時間が増えるという、日本ならではの季節感があります。昔から、秋は和歌や手紙、書物に親しむのに最適とされてきました。現代でも、秋になると「本を読みたい」という気持ちが高まる人は多いことでしょう。

しかし最近では、本を読む手段が大きく変わりました。若い世代の半数以上が電子書籍を利用しており、スマートフォン(スマホ)で本を読む人が増えています。

電車の中や寝室など、いつでもどこでも読書できる便利さがある反面、注意しなければ「脳疲労」に繋がる可能性が高くなってしまいます。

どうして、スマホ読書が「脳疲労」につながるの?

スマホは便利な反面、本以外のアプリや通知が同じ画面にあるため、読書中でもSNSやメールが割り込んできて、集中が途切れやすい環境です。米国の研究では、こうしたマルチタスク習慣が注意力の低下と関係していることが報告されています。また、スマホの画面から出るブルーライトは夜の睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑え、入眠を遅らせることが複数の研究で示されています。せっかくの静かな「秋の夜長」でも、寝る前に長時間スマホで本を読むと脳が覚醒したままになり、翌日の疲れや集中力低下につながると、「脳疲労」の一因になる可能性があるのです。

どうすれば、「脳疲労」を防げるの?

脳にやさしい「読書の秋」にするためには、以下の方法があります。

・寝る前は紙の本に切り替える
 →ブルーライトの影響を減らし、睡眠の質を守れます。
 ・スマホを使わない“ぼんやり時間”をつくる
 →情報を遮断し、脳を休ませることができます。
 ・通知をオフにする(読書モードを使う等)
 →割り込みのない環境で本に集中でき、脳の「マルチタスク」状態を抑えます。

こうした、ちょっとした工夫が効果的です。便利なスマホを上手に使いながら、脳を休める習慣を意識することで、疲労知らずの「読書の秋」を楽しみましょう。

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