正しい水分補給で命を守ろう!
私たちは毎日、意識せずとも多くの水分を失っています。特にこれからの季節、熱中症だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気を防ぐためにも、正しい「水の飲み方」を知っておくことが大切です。
なぜ水分補給が重要なの?
人間の体からは、尿や汗、呼吸などを通じて毎日たくさんの水分が失われています。 水分が不足すると血液がドロドロになり、体に様々なトラブルを引き起こします。
【脱水が引き起こす3大トラブル】
- 1.熱中症
体温調節ができなくなり、めまいや倦怠感、筋肉の痙攣(けいれん)を引き起こします。最悪の場合は意識障害に陥り、命の危険につながります。
- 2.脳梗塞
脳の血管が詰まる病気です。特に「夜間から早朝」、そして脱水になりやすい「夏」に発症件数が多くなっています。
- 3.心筋梗塞
心臓の血管が詰まる病気です。動脈硬化がある状態で脱水が進むと、血栓(血の塊)ができやすくなり、発症リスクが高まります。
正しい「健康のための水の飲み方」
日常生活の中で、以下の3つのポイントを意識してみましょう。
- ➀「のどが渇く前」に飲む
「のどが渇いた」と感じたときには、すでに脱水が始まっています。渇きを感じる前の水分補給が大切です。
- ➁あと「コップ2杯」を意識する
多くの人は、1日に必要な水分量が少し不足しています。普段の生活に「あとコップ2杯の水」をプラスすることで、必要な量を補給することができます。
- ➂不足しやすい【4大タイミング】で飲む
特に水分が失われやすい以下のタイミングでは、意識して水を飲みましょう。
- 睡眠の前後(就寝前と起床時) 枕元に飲み物を置いて寝るのがおすすめです
- スポーツの前後・途中
- 入浴の前後
- お酒を飲んでいる最中・飲んだ後 アルコールによる脱水を防ぎます
間違えやすい!水分補給の注意点
- アルコールや多量のカフェインを含む飲み物には強い利尿作用があります。飲んだ量以上の水分が尿として体外に出てしまうため、十分な水分補給とは言えません。
- 糖分の多いジュースなどや塩分が濃い飲み物は、体に吸収されるまでに時間がかかります。日常の補給には水や麦茶が最適です。
- 水分補給は、単に多く飲めばいいというわけではありません。体から出る量と入れる量のバランスを意識して、あなたにとっての適量を心がけることが大切です。
まずは小さな習慣から始めよう!
「寝る前」と「起きた時」にコップ1杯の水を飲むことから始めてみませんか?
小さな習慣が、あなたの大切な体を病気から守ります。
※腎臓や心臓などの持病があり、医師から水分摂取の制限や指示を受けている方は、必ずその指示に従ってください。
参考:国土交通省HP 上下水道:「健康のため水を飲もう」推進運動 - 国土交通省
ウォーターめろん
(薬剤師)
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