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生薬絵図鑑

【橋本竹二郎先生と和漢薬研究所】

橋本竹二郎先生は、「日本の植物学の父」である牧野富太郎先生とも親交があった生薬栽培研究者で、和漢薬研究所の顧問として弊社の薬用植物園の生育指導等をされておりました。 先生が残された薬草絵を「薬草絵図鑑」として、皆様に披露させていただきます。

※第十八改正日本薬局方の生薬総則に収載されている生薬は【局】のマークをつけております。

【カ行】ゲンノショウコ

生薬名:
現の証拠(ゲンノショウコ)【局】
ゲンノショウコの絵

原植物と薬用部位:現の証拠(ゲンノショウコ)の地上部

主成分:葉に20%のタンニンを含み、その主成分はゲラニインである。

用途:大腸炎などによる下痢止め、健胃整腸剤に用いられるほか、腫れ物、しもやけの洗浄用とし、浴湯用にもする。また、冷え性、高血圧予防にも用いられる。短く煎じると緩下薬になり、便秘にも応用される。

別名:フウロソウ

松ちゃんのアイコン

<松ちゃんから一言>

昔から下痢止めの薬草として有名で、「煎じて飲めばまたたく間に下痢が止まる」の意味で「現の証拠」と名付けられたんだよ。

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