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生薬絵図鑑

【橋本竹二郎先生と和漢薬研究所】

橋本竹二郎先生は、「日本の植物学の父」である牧野富太郎先生とも親交があった生薬栽培研究者で、和漢薬研究所の顧問として弊社の薬用植物園の生育指導等をされておりました。 先生が残された薬草絵を「薬草絵図鑑」として、皆様に披露させていただきます。

※第十八改正日本薬局方の生薬総則に収載されている生薬は【局】のマークをつけております。

【カ行】コウベイ

生薬名:
粳米(コウベイ)【局】
コウベイの絵

原植物と薬用部位:稲(イネ)のえい果(穀果)

主成分:穀粒にデンプン(75%以上)、デキストリン、ビタミンB、オレイン酸、リノール酸など

用途:止渇、止瀉、強壮薬として、下痢、腹痛、食欲不振などに用いられる。米ぬかを圧搾して得るヌカ油は食用とし、穀粒中のコメデンプンは賦形剤、散布剤、製菓原料、糊料原料、食用など非常に広い用途がある。

松ちゃんのアイコン

<松ちゃんから一言>

白米そのものは私たちの主食であり、日本酒やその他のアルコール飲料の原料となっているよね。

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